この記事を書いている人はこんな人!

社会人になったばかりの新人社員の皆様!
『今日から頑張ろう』と意気込んでみたは良いもの、何から学べばいいのか分からない!という方が多いのではないでしょう?
分からないからと言って会社の上司、先輩、育成担当の言いなりではダメです。会社で育成する時間は限られており、業務を抱えながらの育成になります。
自ら学び成長する人材が、職場での評価を得ていきます。
結論からお伝えします。
『どんな仕事でも必要な基礎スキル』
営業をしない人が必死に専門的なマーケティングスキルを身に着けても意味がありません。どんな仕事でも必要とされる基礎スキルをしっかり身に着けることが重要です。
それでは、基礎スキルとは何かを考えていきましょう。
基礎スキルはなぜ必要?
基礎が出来ているか否かで、1年目の評価は大きく左右します。
専門性ある仕事はいきなりで任せられません。難易度の低い仕事から徐々に与えていきます。その際に基礎が出来ていない新人は、信用できず新しい仕事を任せられません。
1年目からしっかりと上司や先輩の信用を獲得することで、周囲から一目置かれる人材へとなるでしょう。上層部でも話題となり、新しいチャンスが巡ってきます。
身に着けておくべき基礎スキル3選
1.時間管理能力

説明
仕事は、信用で成り立っています。
日常での時間を守れないということは、仕事の期限を守れないと言ってるようなものです。
出社や会議の時間を守るという当たり前の行動から、上司は部下に対して信用していきます。
時間が少し遅れても業務に支障がない、5分くらい…。という甘えが、だらしないという印象を与え、信用を落としていきます。
責任感のない新人に大事な仕事は任せられません。
実例
同期の新人A君とB君がいました。
A君は度々5~10分の遅刻が当たり前の毎日です。しかし、物覚えが早く成長が期待されていました。
B君は毎回、5分前には着席して準備するまじめな子です。何か光るものがあるわけではありませんが、言われたことは確実に熟す誠実さがありました。
初めて業務を任せるという時に、あなたが上司ならどちらを選ぶでしょうか?
上司は、迷うことなくB君を選びます。
当時の私は、『A君の方が見込みはあるのではないか?』と上司に伺ったところ、このように言っていました。
『経験すれば誰にでも一定の事は出来るようになる。ただ、時間を守れない人は仕事の期日も守れない。責任感を感じない為、任せられない。』
とのことでした。たかが5分。されど5分です。
時間を守る事で得られる周囲からの印象は大きいです。日々の行動から信用を勝ち取っていきましょう。
仕事では時間を守り、早め早めの行動を徹底しましょう
2.ホウレンソウ(報連相)を徹底する

説明
ホウ⇒報告
レン⇒連絡
ソウ⇒相談
社会人であればなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。ここでお伝えしたい重要ポイントは先手を打つ事です。
上司はあなたを管理する立場にあります。上司から先に状況を聞かれたときは、状況把握をしなければいけないギリギリの状態であることが多いです。
忙しい中で、時間を割いて状況を聞きに来てくれているということです。更に上手く状況を伝えらなかったり、間違った情報を伝えてしまった際には、お互いに時間を無駄にしてしまいます。
問題が発生した際は勿論のこと、問題ない時でも自ら小まめに状況を報告しましょう。早めの共有がミスの防止や手戻り防止にも繋がります。
自分から状況を伝えてくれる部下は上司からしてもありがたく、安心して業務を任せられると思います。
実例
3日間で推進する予定の業務を任されたA君。順調に業務進んでいると思い、上司へ状況を伝えずに帰宅しました。
しかし、上司はどこまで仕事が進んだのか状況を知らない為、不安を抱いていました。
次の日に業務が落ち着いたタイミングで上司は、A君へ状況を伺いました。
その結果、間違った事をしていることが分かったのです。
間違いを修正するために手戻りが発生したため、予定の3日間で終わりませんでした。上司は、常にA君の状況を自分から聞きに行かないと危ないと思ったそうです。
もし1日目A君が自ら進捗を共有していたら、間違っていることを上司が確認でき、手戻りは防げたかもしれません。上司は状況を知ることが出来る為、安心して仕事を任せられたでしょう。
※忙しそうだったので話しかけない方がよいと思った。自分勝手な自己判断する新人の方が多くいます。本当に忙しければ別の時間に調整してくれるはずです。自分で勝手に決めつけるのではなく、まずは伺ってみましょう。
ホウレンソウは上司より先に!自ら報告することが大事
3.伝える力

こんな光景を目の当たりにした時はありませんか?
説明
質問に対して、YES/NOで結論から皆さんは答えているでしょうか。
先程の例で言うと、順調か否かの問いに対して状況を最初に伝えてしまっています。
順調ですか?の問いに対しては
順調です(YES)or 順調ではありません(NO)
の結論を最初に伝えるのが正解です。
当たり前に思うかもしれませんが、案外出来ない人が多く存在します。
ビジネスの場では、結論からが基本になります。時間が優先される仕事において、いらない情報や捕捉情報は時間の無駄になります。
普段我々は、話の中で起承転結に慣れているため結論が最後に来てしまうと考えられます。
仕事の場で問題が発生してるか問われた時を考えてしみましょう。
長々と状況を伝え不安を煽った後に、実は何も問題ありませんでした〜(笑)
なんて言ったら怒られてしまいますね。
日常生活の場とは違い、仕事では結論が求められます。
質問に対して詳細や補足情報からの回答を繰り返した場合、重要な部分がぼやけてしまいます。その結果、話が長くて会話が出来ない人だと思われてしまいます。
伝えるべき重要なことをしっかりと伝える力こそが、できる人材と思われる最も重要なスキルです。
本当に伝えるべき事は何かを考え、結論から述べる事を意識しましょう。
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質問や問いに対しては、結論から伝える
社会人1年目を最高のスタートにしよう!
新卒社会人をより充実して過ごすためにも、3つの基本スキルを日頃から意識して実践してみてください。
1年目に基礎をしっかりとできる人材が信頼を勝ち取ります。
職場では全てを教えてくれません。どの仕事においても絶対に重要な基礎スキルを自ら是非学んでみてください。
伝える力に関してはビジネス書も数多く存在しているので、探してみてください。
1.時間は5分前行動で守る
2.ホウレンソウは先手を打つ
3.伝える時は結論から
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