シビックタイプR FD2ってどんな車?
FD2にどんな魅力がある車か知りたい!
こんな疑問を解消する記事になります。
自然吸気エンジン最後のシビックタイプR FD2
2007年3月に運動性能を徹底的に研ぎ澄まし、操るよろこびを追求したピュアスポーツモデル「TYPE R」をホンダは出しました。
開発時点からサーキットで走ることも考慮されており、人とクルマの一体感ある操るよろこびを目指して開発された車です。
販売終了から10年以上が経過した今も人気が衰えることなく、新車価格を超えている中古車も存在しています。
そんなホンダファンを熱くするFD2には、いったいどんな魅力が詰まっているのでしょうか。
この記事では、シビックタイプR唯一の4ドアセダンモデルFD2について詳しく解説していきます。
✓本記事の著者(@yoko3_G08)
私はタイプRではありませんが、シビックのマニュアル車を載っています。
FD2と購入を悩みながらもシビックハッチバック(FK7)を購入しました。
今も当時FD2を買うべきだったかと後悔してしまうほど、FD2は魅力溢れる車です。
この記事は、購入を検討した際に調べた知識を元に記事にしています。
※過去の試乗車記録はInstagramをチェック
FD2はどんな車なのか
「歴代のFF TYPE Rで最速」が目標
ライバルは当時販売されていた”インテグラタイプR”
「筑波サーキットで1秒のタイムアップ」と高い目標があげられました。
1秒
生活の中の1秒はとても短い瞬間的な時間です。
時速数百キロで走るレースの中で1秒というのはとても厳しく大変な数字です。
エンジンを大幅に変え、現在主流になっているターボにすれば難しくなかったでしょう。
しかし、FD2はインテグラタイプRと同じ2.0L自然吸気エンジンで開発されます。
インテグラに比べ車格も大きく、車重も重いため不利な条件でした。
この困難な状況に抗い、開発メンバーが全力で開発した車がFD2です。
4ドアで作られたのは性能が良いから
引用元:ホンダ公式サイト-BODY
タイプR唯一、4ドアが採用されているFD2
当時のシビックは、北米にクーペがあり2ドアも存在しました。
ではなぜ、小柄な2ドアではなく4ドアをベース車に選んだのか。
コンパクトで軽量ではあるものの、2ドアよりも4ドアの方がボディ剛性が高かったのです。
これはベース車のシビック開発時から意図されて剛性があげられていたのか、たまたま剛性が高かったのかは不明です。
しかし、結果的に4ドアシビックの高いボディ剛性・サスペンション剛性を最大限に生かし、今までのTYPE Rにないコントロール性を実現しました。
日本のサーキットで走り込まれた日本販売車
最近のシビックタイプR FK8やFL1はドイツのニュルブルクにあるサーキット、ニュルブルクリンクで走りぬかれて作られています。
FF最速の称号を持ち、世界で戦う素晴らしいマシンです。
世界で通用し、どこの国でも受け入れられる車になっているでしょう。
しかし、FD2は違います。
筑波サーキット、ツインリンクモテギ、鈴鹿サーキットと日本のサーキットで走り込まれました。
日本メーカーの日本だけの販売で開発されたタイプR
これだけでもユーザーからしたら嬉しい事、この上ないでしょう。
2.0L K20Aエンジンが最大の魅力
引用元:ホンダ公式サイト-エンジン
FD2と言えば、K20Aエンジン
2.0L量産自然吸気エンジン世界最高水準の出力を誇る「ンバァァァ―――」が特徴のVTECエンジンです。
K20A型・2.0L DOHC i-VTECは、吸排気効率と圧縮比の向上を極限まで行いました。
結果的に2.0L自然吸気エンジンで、225PS、21.9kgf・mという高出力・高トルクを達成するのです。
NSX製法によりヘッドポートの流体抵抗を低減し、約2PSの出力向上させているそうです。
NSXの技術がFD2に受け継がれているという点も魅力的です。
回せば回すほど気持ちよい音と加速が、この車の最大の魅力でしょう。
中毒性があるVTECサウンドは本当に気持ち良いです。
ガッチガチの固いサーキット足
引用元:ホンダ公式サイト-サスペンション
走る場所は”サーキット”
「サーキットをいかに速く走るか」この考えを追求し、足回りは設計されました。
筑波サーキットは最終コーナー以外は、小さなコーナーが多いコース
コーナー、特に中高速コーナーでの速さを磨きました。
そのため、18インチの専用開発タイヤ、Brembo社のキャリパーを持つ大径ブレーキ、ハードサスペンションを採用しています。
こんな車が街中で気持ちよく快適なワケがないのは言うまでもありません。
購入後に社外サスペンションに交換して乗り心地を良くするともいたみたいです。
タイプRを乗るならハードな足を覚悟して購入してください。
家族、彼女からは確実に批判が出るので要注意
FD2は300万円以下のハイスペックマシン
最近のタイプRは300馬力を超え、世界で販売するうえで安全性能も引き上げられ、全てにおいてスケールアップしています。
その為、価格は500万円に近い価格です。
FD2は10年以上も前の車ではありますが、283万円と300万円を切る価格で販売されていました。
現行のシビックハッチバック(FL1)よりも安い価格です。
↓歴代タイプRの新車販売価格
FD2の中古車価格は非常に高く、新車価格を超える金額で取引されています。
10万キロ以下の個体は300万円を超え、状態の良い車は400万円を超えています。
NA2.0Lエンジンを搭載した最後のタイプRは、今後も値上がりしていくでしょう。
FD2は日本限定で売られていた車です。
25年が経過した際は確実に海外へ輸入されていくでしょう。
その結果、日本の中古車は減っていく事が予想されます。
製造から25年以上たった車は、本来輸入できないような車でもクラシックカーとして登録できる」という制度です
歴代タイプRとスペック比較
型式 | 排気量[L] | 馬力[PS] | トルク[kgf・m] |
EK9 | 1.6 | 185 | 16.3 |
EP3 | 2.0 | 215 | 20.6 |
FD2 | 2.0 | 225 | 21.9 |
FN2 | 2.0 | 201 | 19.7 |
FK2 | 2.0 | 310 | 40.8 |
FK8 | 2.0 | 320 | 40.8 |
自然吸気エンジンを採用したタイプRの中で1番馬力もトルクもあるFD2は、1.0Lで112馬力を出します。
NAエンジンの中でも最強クラスのスペックを誇ります。
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2023年年始に比べ、中古車相場は下がり落ち着いてきました。
FD2は販売台数が多くない為、低走行で状態が良い個体はこの先どんどん減ってきます。
あと10年もせずに25年ルールが解禁され輸入されてしまいます。
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資本金 | 100,000,000円 |
従業員数 | 単体:118名 (2021年3月末現在) |