・高卒でもトラック運転手になれるの?
・トラック運転手の仕事はきつい?
・トラック運転手の年収はいいの?
こんな疑問を解消する記事です。
物流産業を支えているトラック運転手
日常的にも大きなトラックを街中や高速道路で見かけることも多いと思います。
少しイカついおじさんや若い兄ちゃんのイメージがあるトラック運転手。
そんなトラック運転手の仕事内容は、実際どんな仕事内容なのでしょうか。
この記事では、現役大型トラック運転手の実体験をもとに仕事内容・年収・仕事の良さをお伝えします。
いきなり結論になりますが、運転が好きなら学歴が無い高卒に是非おすすめのやりがいがある仕事です。
27歳トラック運転手Tさんのプロフィール
年齢:27歳
性別:男性
学歴:地方の大学卒
年収:400万
週休:1~2日
転職歴:トラック運転手2社目
趣味:トラックいじり、バスケ、釣り
大卒経歴を取得するため、地元のFラン大学を卒業
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民間会社に入社するも収入が低く転職を検討(年収280万)
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実親がトラック運送会社を経営していることから、トラック運転手に興味を持つ
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転職活動をしながら、23歳の時に大型免許を取得
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鶏を運ぶ運送会社に転職するもブラックで激務が続く(年収想定600万)
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運送会社2社目で現在大型トラック、ダンプカーで生計を立てる(年収400万)
元々バスケで鍛えた身体で体力もあり、運転も好きだったため天職だといいます。
今は自分のトラックをイジって楽しみながら、休日は趣味でバスケをしているそうです。
そんな彼に実際の仕事内容や普段の生活について話を聞きました。
大型トラック運転手の年収と仕事内容は?
トラック運転手の中にも小型、中型、大型トラック、トレーラー、ダンプカーなど様々な種類があります。
今回は大型トラック運転手にピックアップして紹介します。
大型トラック運転手は年収が高い
大型トラック運転手は小型や中型に比べて運転技術が必要であり、大型免許の取得が必要になります。
また運べる大きさや量も増えるため、単価が高くなることからドライバーの収入も小型や中型に比べて高い傾向にあります。
更に1日に数百キロ走らせる長距離ドライバーの収入はアップします。
大型トラック運転手の平均給与は400~500万と言われていますが、高い人は600万、700万と高年収を狙えます。
実力次第で高年収になれる夢のある職業とも言えるでしょう。
地方の民間企業に勤めている時に比べ、年収はすぐにアップしたといいます。
仕事内容は、荷物を運ぶこと
仕事内容は、荷物を指定の場所で受け取り、指定の時間内に指定の場所へ運ぶことです。
仕事内容によっては、自ら荷物の積み下ろしをすることもあります。
人の手で持てない大きな荷物の場合は、指定の場所にトラックを動かしフォークリフト等で積んで貰います。
大型トラックになると長距離運転になることも多く、日を跨いで配送を行うことになります。
トラックの中で仮眠を取ったり、現地で食事を取ったり温泉に入ることが多いです。
知らない土地を探検する気持ちを持つと、少し楽しそうですね。
何を運ぶのかは、会社次第
運送会社によって運ぶものは様々です。
鶏や豚など動物を運ぶ会社もあれば、建材や土台、石灰などを運ぶ会社もあります。
友人はソーラーパネルを運んだこともあるそうです。
運送会社によって何を運ぶのかは異なるため、自分の携わりたい運送業者へ就職することをおすすめします。
運転する時間は決まってない
運転する時間、休息期間、長距離運転の回数など労働基準がしっかりと設けられており、無制限に運転はできないことになっています。
大きなトラックを運転するため、過労による事故を防ぐためにもしっかりと守られています。
中には残業代が出ない、過労のまま運転させるなど、労働基準を守らないなどブラック企業が存在します。
同じトラック運転手でも、務める会社選びは重要です。
またオフィスワークの朝8:00〜17:00のように決められた業務時間ではありません。
朝方に出発しお昼に終了するケースや夜に出発し早朝に終わることもあります。
トラック運転手は、生活リズムが不規則になりやすいので注意が必要です。
トラック運転手のやりがい
「自分たちが運ばなければ、生活に困る人がいる」
「資材が無ければ仕事ができなくなるため、会社やその従業員が困ってしまう」
自分たちが人々の生活を支えているという事実が、やりがいだとTさんは語ります。
運んだ物が設置されたり、活用されてる瞬間を見た時、特に実感するそうです。
またトラック運転手は出来高報酬のため、頑張った分だけ給与が上がります。
固定給でも年功序列でもないため、モチベーションが保たれることもやりがいのひとつです。
トラック運転手の良いところ
ドライバーの良いところ・向いている人
運転が好き、苦痛でない人
トラック運転手の仕事の大半は運転することです。
運転そのものが好きである、または苦痛ではない人は向いているでしょう。
人付き合いが少ない、人付き合いが苦手
仕事の調整でコミュニケーションは必要であるものの、仕事の大半はひとりで運転しています。
上司に仕事を細かく刈り取られたり、チームで成果を上げる仕事に比べると人付き合いは少ないのでおすすめです。
上下関係、チームワーク、人付き合いが苦手な方にもおすすめできる職業です。
自分好みのトラックで仕事に取り組める
車好き好きのように愛車をカスタムすることが好きな人にトラック運転手は向いています。
自分のトラックをカッコよく仕上げ、気分を上げながら仕事に取り組む楽しさがあるからです。
LEDやマーカーなど自分の好みの色にカスタムするなど休日に楽しんでいるといいます。
学歴が不要で就職しやすい
トラック運転手は実力主義のため、学歴は関係ありません。
求められるのは体力と運転技術、荷物をしっかり届ける誠実さです。
学歴がないから就職・転職できないということはないため、誰でも挑戦することができます。
若いうちから稼ぐこともできる反面、30歳を超えてからの挑戦も可能です。
トラック運転手は慢性的に人手不足でもあるため、就職が難しいということもなく重宝されるでしょう。
アメリカのトラック運転手はスゴイ
アメリカでも日本と同様にトラック運転手の人手不足が問題になっています。
しかし、アメリカのトラック運転手には夢があります。
2022年に賃金値上げがニュースになり、初任給から年収1400万、最大2000万まで稼ぐそうです。
日本と道路状況や運べる量など違うものの、桁違いの年収であることに間違いありません。
日本のトラック運転手も同様に人手不足、アメリカのように賃金値上げを期待したいですね。
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色々な求人があって分かりにくい
転職エージェントは担当とのやりとりが面倒
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まとめ
トラック運転手は、年齢・学歴を問わず高収入を狙える職業です。
もちろんずっと運転しているため、大変なこともありますが、今回紹介したメリットが自分に当てはまる方にはおすすめの職業です。
今学歴もなく年収が低く悩んでいる方は、ぜひトラック運転手を検討してみてください。