シビックハッチバック FK7ってどんな車?
維持費(燃費、税金、保険料)は高い?
こんな疑問を解消する記事です。
シビックハッチバック FK7は、維持費の安いスポーツカー
日本販売されていたものの、テレビCMは無かったシビックハッチバック(FK7)
日本での販売台数はそこまで多くはなく、知名度も高くないと思います。
しかし、FK型シビックは2017年に販売され、国内では7年ぶりの復活となった貴重なモデルです。
この記事では、シビックハッチバック(FK7)の車格、性能、燃など維持費を解説します。
シビックハッチバック(FK7)は、維持費も安く、他社に無いイカついデザインが特徴のスポーツカーです。
旧型FK7と新型FL1の違いを知りたい方は、下記の記事をご覧ください↓
✔︎本記事の著者(@yoko3_G08)
2019年にシビックハッチバック(FK7)のMTを購入しました。
購入から3年、カスタムを楽しみながらシビックでカーライフを満喫しています。
実際にオーナーとして所有してきた経験を元に記事にしています。
シビックハッチバック(FK7) 概要
「シビック」はテレビCMも無く、最近の若い方には馴染みのない車かもしれません。
しかし、アメリカでは爆発的なヒットを記録しており、年間販売台数はアメリカ内でTOP10に入る人気車です。
では、一体どんな車なのか見ていきましょう。
1.5L 直噴ターボ エンジン性能
1.5L 直噴VTEC TURBOエンジンを採用。減速後の再加速時や高速走行時など、様々なシーンで、ドライバーがアクセルワークに込めた意思に期待通りに応える、加速レスポンスと伸び、エンジンサウンドとの一体感を実現。操る歓びを、全身で体感できるパフォーマンスを獲得しています。
シビックに搭載された1.5L VTEC TURBOは、2.4L 自然吸気エンジンを凌ぐと言われています。
【6MT】
最高出力:134kW[ 182PS ]/ 5,500rpm
最大トルク:240N・m[24.5kgf・m]/1,900-5,000rpm
【CVT】
最高出力:134kW[ 182PS ]/ 6,000rpm
最大トルク:220N・m[22.4kgf・m]/1,700-5,500rpm
馬力はGR86に及ばないものの200馬力近い性能を持っており、日常生活では持て余すパワーを持っています。
トルクはGR86とほぼ同等の240Nmです。
ターボが効くタイミングからの加速は素晴らしくストレスフリーな走行を楽しめます。
他車とシビックの性能を比較した詳細はこちらをチェック↓
ECUチューニングやマフラー交換などカスタムすることで、200馬力近いパワーも目指せるでしょう。
※エンジンは現行のFL1シビックハッチバックと同じです。
シビックハッチバックのサイズ感は大きめ
全幅:1,800mm
シビックハッチバックの全幅は、1,800㎜です。
トヨタの新型プリウスよりも20㎜もサイズが大きく、他車と比較しても全幅は大きめと言えるでしょう。
同じCセグメントのプリウスよりも若干大きく、Eセグメントのクラウン同等の大きさになります。
トヨタ プリウス:1,780mm
ホンダ VEZEL:1,790mm
トヨタ GR86:1,775mm
マツダ MAZDA3:1795mm
全長:4,520mm
シビックハッチバックの全長は4,520mmです。
トヨタ プリウスは4,6000mmととても長いものの、先代プリウスは4,540㎜でほぼ同等の長さとなります。
極端に長いとは感じませんが、5ドアで室内も広いためコンパクトとは言えないでしょう。
トヨタ プリウス:4,600mm
ホンダ VEZEL:4,330mm
トヨタ GR86:4,265mm
マツダ MAZDA3:4,460mm
全高:1,435mm
シビックハッチバックの全高は、1,435mmです。
GR86のように地を這うようなスポーツカーに比べると若干全高は高めです。
しかし、SUVやコンパクトカーに比べると背は低く、スポーツカーとして申し分ない低さと言えるでしょう。
トヨタ プリウス:1,430mm
ホンダ VEZEL:1,590mm
トヨタ GR86:1,310mm
マツダ MAZDA3:1,440mm
車両価格:295万円
税込み:2,948,000円(税抜き:2,680,000円)
登録やオプションなど、乗り出しまでに300万円超えてきます。
しかし、他車のスポーツカーと比較すると300万円を切っている車は少ないです。
スポーツカーとしてみれば高いというほど、高額な車ではないと捉えることも出来るでしょう。
※2021年6月終了モデルの為、現在は新車購入できません。
中古市場はCVTが狙い(2022年8月時点の情報)
CVT:200~300万円(約287台)
3万キロくらいの状態が良いものを選ぶと250万円くらいを見ておくといいでしょう。
過走行車は、部品交換などで出費が増え、ランニングコストが掛かるため、状態の良いものを選びましょう。
MT:260~340万(約87台)
MT車は寝落ちすることなく高値になっています。
新型のFL1が登場したことで、中古市場も潤っています。
※在庫、価格の情報は、2021年9月時点カーセンサーより
例)返済シミュレーション
参考に返済シミュレーションの1例を紹介します。
お支払い合計:250万円
頭金:100万円
マイカーローン:150万円
5年返済、ボーナス無し
金利:3%
総返済額:約162万
月返済額:27,000円
今回の条件で計算すると、毎月2,7000円で購入することができます。
因みに250万円全額を同じ条件でフルローンを組むと、毎月4,5000円のお支払いになります。
ハイオク仕様だけど燃費は良い!
2021年8月の実燃費は、16.5㎞/L
詳細な打ち明けを見ていきましょう。
1ヵ月の走行距離:1920㎞
1,920kmの走行でガソリンを116.3Lを使用した燃費結果が16.5km/Lとなっています。
日割りごとの燃費を確認
日割りで見ると傾向が見えてきます。
長距離走行は17~19㎞/L、市街地走行で約13㎞/Lです。
25,000キロ乗ったTotalの生涯燃費は、13.8km/Lです。
みんカラの平均値も13.9km/L≫シビックハッチバック(FK7)の燃費 – みんカラ
長距離走行多め、1ヶ月平均燃費:16.5㎞/L
25,000km乗った、生涯平均燃費:14.0㎞/L
自動車税は3,0500円 or 34,500円
排気量 | 納税額 |
---|---|
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc超 | 110,000円 |
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた車は上記金額です。
前期型を2019年10月前に購入した場合は、34,500円になります。
シビックハッチバックは、1.5Lで下から2番目の納税額になります。
ターボ車でパワーがありながらも、毎年払う税金が安いのは嬉しいポイントです。
自動車保険も普通車並みで安い
筆者の保険料は毎月5000円以下
私の保険料は、毎月4,660円です。
保険は条件によって異なるので、購入前にしっかりと確認しましょう。
ちなみに私の保険条件はこちら↓
等級:20等級(初めて保険を組む際は、6等級から開始されます)
年齢制限:26歳以上
適応者:本人+配偶者
車両保険:自損事故以外の天災や被害の場合は適用
割引:企業団体割引
型式別料率が高くないから保険料が安い
保険料は型式別料率という数字で保険料が変動します。
何かあった際に保険会社が支払う保険金が高く、盗難被害や修理が高額なスポーツカーは保険料が高いことが多いです。
しかし、シビックハッチバックはこの型式別料率も低くて保険料にも優しい車です。
車両 | 対人 | 対物 | 搭乗者 | 車両 |
シビックハッチバック1.5L(MT)[型式FK7] | 7 | 7 | 7 | 11 |
ヴェゼル 1.5L ハイブリッド(AT)[型式RU3] | 7 | 7 | 7 | 9 |
RU3の旧型VEZELを詳しく知りたい方は、こちらをチェック↓
車検代・メンテナンス
車検は2年に1度の大きな出費
新車から3年、以降は2年に1度の車検があります。
車所有する上での大きな出費となるので、しっかりと抑えておきましょう。
全国平均の車検費用・相場は、62,060円 (基本料金 + 法定料金)
シビックハッチバックはハイブリッド車では無いため、エコカー減税などはありません。
しかし、ガソリン車の普通車と同等レベルの車検費用であり、スポーツカーだからと言った出費はありません。
メンテナンス費用
オイル交換:半年 or 6000kmに1回(2回に1回はフィルターも交換する)
ワイパー交換:1年くらいで交換
タイヤ交換:走行距離にもよりますが3〜4年で交換
洗車:1〜2ヶ月を推奨
このように消耗品にお金がかかってきます。
ターボ車ということもり、半年か6000kmでしっかりとオイル交換を行いましょう。
しかし、車検同様に通常のコンパクトカーとメンテナンス費用も変わりません。
スポーツカーでも維持費がそこまでかからない車も数多くあります。
詳しくは下記記事で紹介しているので是非ご覧ください。
シビックハッチバック(FK7)オーナー写真集
愛車シビックハッチバック紹介
筆者のシビックハッチバック(FK7)は、前期型限定カラーであるブリリアント スポーティ ブルーがお気に入りポイントです。
マフラーをHKS LEGAMAX premiumに変えており、純正より太く焼きの入ったかっこいいマフラーになっています。
関連記事≫マフラー交換 HKS LEGAMAX premiumを搭載する方法
他にもECUの書き換えパーツを搭載しており、182PS→約200PSにパワーアップしてあります。
関連記事≫ECUチューニングで速くなる!HKS Power Editorを搭載する方法
強いて残念なポイントをあげるなら何があるかも記事にしているため、下記記事を参考にご覧ください。
実際のオーナー提供のお写真
提供者:Kaosire@FK7
22歳、製造業の男性の方です。
サイドマカーがUS仕様になっており、拘りを感じるシビックになっています。
提供者:@hazuki_honda
23歳、歯科医師の女性の方です。
後期型から追加になったオブシダンブルーが、夕日とマッチしてかっこいいですね。
提供者:@homura248
21歳 会社員(自称社畜)の男性です。
赤の入ったWedsSportのホイールが、真っ赤な車体と良く似合っています。
番外編:シビックTypeR(FK8)
見た目だけでなく、性能もスポーツカーとしての高性能なものになっています。
価格は500万円近くとなり、FK7よりも高額になってます。
FK8は320馬力もあり、FK7の182馬力を遥かに凌ぎます。
より本格的なスポーツカーを求める方は、シビックtypeRも検討してみてください。
まとめ
シビックハッチバックは実用性があり、維持費が安いにも関わらず、しっかりとした性能をを持ち合わせたスポーツカーです。
サーキットを攻めるような本格ハイスペックスポーツカーではなく、街乗りメインでスポーツカーを楽しみたい方におすすめです。
次の記事では、筆者が「なぜシビックハッチバック(FK7)を購入したのか?」実体験をもとに記事にしているためご覧ください。
その他にも実際にFK7を愛車にもつオーナーを紹介した記事もご覧ください。
シビックハッチバック(FK7)を購入する
シビックハッチバック(FK7)はフルモデルチェンジ前のモデルになるため、中古車を購入するしかありません。
中古相場はピンからキリまでありますが、最低でも200万円前後見て置けばよいでしょう。
後期型の新しい年式であれば250万円を超えてきます。
新車の乗り出し価格は300万円を超える車です。
数年前のモデルを中古で200万円前後で乗れるのは嬉しいですね。
しかし、中古車は1点ものなので気に入った良い車があれば迷わず購入することをおすすめします。
私が特におすすめする中古車の探し方は、ネット掲載される前の非公開の中古車です。
本当に良い中古車は、ネット掲載する前に購入者が決まります。
その為、在庫状況をお店に確認し、欲しい車が入ってきていないか都度確認する事をおすすめしています。
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会社名 | 株式会社ウェブクルー |
所在地・電話番号 | 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F TEL. 03-6859-3660(代表) |
資本金 | 100,000,000円 |
従業員数 | 単体:118名 (2021年3月末現在) |